オススメ本, ブログ

「インテリア」「片づけ」「収納」それぞれのルール

ルールシリーズ成美堂出版さんから出版されているルールシリーズ。4冊発行されているようですが、私が持っているのはこの3冊。3冊とも何度も見返すお気に入りの本です。


センスがいいとほめられる インテリアのルール
この本で良いな〜と思うのは、まず出てくるご家庭の家がインテリア関係の仕事をしているのではない一般家庭なところ。なので、なんというかキメキメ過ぎてないので親しみやすい感じなのです。個人的にはもう少し尖ったインテリア本の方が好みではあるのですが、実際のところ、キメキメのインテリア本は見るには楽しいのだけど、例えば置いてあるモノを真似したいな〜と思って調べると、値段がおののくくらい高かったり、1点モノや手に入れるのがとても困難なモノだったりで、そういうことが何回か続くとやはりおもしろくないんですよね〜。どーせ買えないし〜と卑屈になる自分が嫌みたいな(笑)それがこの本の場合は、登場するモノがわりとどこにでもあるモノだし(実際うちにあるものがたくさん載ってます)あ、こんな風にするのもアリだな、やってみよ〜と実生活に添うような内容なのが良い感じなんですよね。あと、この本はインテリアに関する本当に初歩的なことがたくさん書かれているので、自分がどんなスタイルのインテリが好きなのかな?とかその辺りから知りたいって方にはピッタリの本だと思います。


収納上手にならなくてもいい 片づけのルール
この本に出てくるおうちはどこのおうちもモノがものすごく多く、整理収納アドバイザー的にはこれは暮らしにくくはないのかな?…と初めは思っていました。表紙の食器棚なんて手前も奥もお皿が幾十にも重なっているし、その重なってる皿の前にポットとか置いてしまってるし、これらは整理収納の概念からしたら全部NGとされていることです。ですが、こちらは料理研究家のワタナベマキさんのおうちの食器棚なので、お皿は仕事道具でもあるわけですよね。なので量を減らすわけにはいきません。多分ですが、所有している食器類にはきちんとした理由があり、使う頻度が高いモノは手前など場所も最適化されているのだろうなと思います。このように、この本の中は整理収納理論からしたらNGなおうちがたくさん出てくるんです。でも、だからと言って暮らしにくいわけではない。モノが多いならそれなりに工夫して住めばいいだけです。整理収納アドバイザーが「食器はそんなにたくさんあっても無駄ですよね?使い切れませんよね?」なんて言う人だったら、私はとても嫌だな〜と思います。使用頻度や収納スペースから判断されて、なんでも捨てましょう!じゃ味気ない。やはりその人の暮らしに添っているのがいちばん快適な暮らしなのだと思います。


狭くても、あきらめなくていい 収納のルール
このところアメリカでは「タイニーハウス・ムーヴメント」とかこじゃれた名前をつけちゃって小さい家での暮らしがもてはやされちゃってますよね。今頃気づいたのか!って感じです(笑)「モノを所有せずシンプルに暮らす」という暮らしは元々日本人のお得意としているところ。「起きて半畳寝て一畳」という諺もあります。さて、この本は小さい家でも工夫して快適に暮らしているおうちの実例がたくさん掲載されています。最初の家は38㎡で2人暮らし。いちばん広い家でも66㎡、ここに5人で暮らしてます。みなさん「狭さ」を利点としてとらえ快適に暮らせるようたくさんの工夫をし、実際楽しそうに暮らしている様子が写真からも伝わります。「狭いから片づかない」「狭いからインテリアを楽しめない」そう思っている人にこの本はとてもオススメです。


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2015-03-09 | Posted in オススメ本, ブログNo Comments » 
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