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ChatGPTが片づけの仕事を変えるかも?

先日GIZMODEでこんな記事が掲載されました。

私の周囲はWeb系のお仕事をしている人が大変多いので(夫もですし)、ChatGPTに関してはそれはもう界隈では大騒ぎなのですが、それってアーリーアダプター達が騒いでるだけなのかも知れないので、ChatGPTとはなんぞや?な方のためにざっくり説明しますと「質問に対してAIがチャットで答えてくれるサービス」です。ざっくりしすぎ?(笑)
もう少しだけ詳しく話すと、チャットのAIの精度が高いというところが最大の特徴でして、AIとのチャットというのはもうだいぶ前からありましたが、それらは決まったワードを話すだけというものでした。それがChatGPTですと会話として成立するレベルにまでAIの精度が高くなったのです。更に開発元のOpenAIにMicrosoft社が100億ドル(約1兆500億円)を投資することが報じられるなど、あっという間に世界がガラッと変わるかもしれないという今大注目のサービスです。

私も新しモノ好きなので、早速ChatGPTにこんな質問を投げかけてみました。
(2023年3月5日時点)

正直驚きました!すごすぎです。たくさん褒めてもらえて嬉しいです。
今後ヒバリ舎の事業内容を書く時の参考にしようと思います。

と、前置きはこのくらいにして、冒頭の記事の話に戻ります。

筆者は片づけが元々苦手なところに仕事が忙しく部屋の中がめちゃくちゃになってしまったのですが、片づけたくても「どこから手を着けたらいいのかわからない!」という状態でした。
こうなった場合、今までなら片づけ方をGoogleで検索したり、片づけ本を購入したりしていたであろうところ、ChatGPTに聞いてみようとなり、実際にChatGPTに片づけ方を教えてもらっています。
それでこれが本当にすごいんです。記事を読んでもらえたらわかりますが、もう整理収納アドバイザーはいらなくなるかもね…くらいのインパクトがありました。
聞き方にコツがいるのですが、会話形式で進んでいくのでモチベーションもあがりやすく、また、ChatGPTってすごく褒め上手なので嫌な気分にもならないところもポイントが高いです。筆者のようにワンルームくらいの片づけならこれでいけちゃうかもねって思いました。

ただ、やはり大きな範囲になってくると物量的になかなか1人でやるのは難しくなってくるし、プロのアドバイザーは相談者のライフスタイルや性格に合わせて片づけ方の提案も変えていくので、1人で片づけられない〜!と悩んでいるよりかはプロに相談してしまう方が良いです。ChatGPTもヒバリ舎をオススメしてくれてるし(笑)ChatGPTからの返信では「オンライン相談は無料でおこなわれている」という間違った情報になっているけれど、何を相談したらわからないみたいなところのお話しを聞くための30分無料相談をやってもいいかもしれないですね〜ということでやってみることにしました。フォームから「30分無料相談希望」と書いてお申し込み下さいませ。

お申し込みはこちら

次回はUR賃貸住宅のメリット、デメリットの話です。途中まで書いてたのですがChatGPTの話が面白すぎてこちらを先に公開。

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2023-03-27 | Posted in ブログNo Comments » 

 

UR賃貸住宅ってこんなとこ〜建物の種類編④

建物の種類編の④です。は「超高層タワー群」、「コジャレ建物群」、「コンパクト群」を取り上げ、は「大規模開発団地群」として光が丘パークタウン、は「大規模開発団地群」の2回目として多摩ニュータウンを取り上げてみました。
最終回の今回はリノベで新しく生まれ変わった部屋や、他の建物にはない特徴がある部屋を取り上げてみます。


【リノベで生まれ変わり!無印良品やIKEAとコラボの部屋もあるよ!】

昔の団地は何パターンかしか間取りがなく、それもキッチンが狭い2Kや3Kなど現代の暮らしにはマッチしてない間取りばかりでした。さらに設備も老朽化で古いのにその割には家賃が民間よりも少し高めとくると、空室が目立つ団地が増えてくるのも仕方なし。こういった不具合を少し前までは古い団地を取り壊して建て替えという方向で解消する流れだったようなのですが、前回も書いたようにUR賃貸住宅は「老朽化した団地を建て替える」ことから「リノベーションで長持ちさせる」方向に舵を切ったようで、最近は古い団地の部屋をリノベーションで生まれ変わらせた部屋が続々と登場しています。


こういった流れの中で特に力を入れている(と思われる)のは、無印良品とIKEAとのコラボ。

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト
ものすごくシンプルにしているのが特徴。畳がオリジナルの縁なしだったり、キッチンや洗面台も最低限の設備です。オープン収納ばかりなので、これを生かして自分なりにアレンジできる人が住むならかっこよく決まると思いますが、難易度は高めかもしれません。

シンプルなキッチン
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/

無印良品とのコラボでは部屋ごとではなく、団地まるごとリノベーションした団地も全国に4つあります。
MUJI×UR団地まるごとリノベーション

私の勝手な想像ですが、キッチンにしても洗面台にしてもすごくシンプルな分、費用が従来のものよりもずっと安く済んでると思うんです。無印良品からしてもこの部屋の場合、無印良品のユニットシェルフを組み合わせて収納を作るような感じになっているので入居者に商品をたくさん購入してもらえるし、Win-Winな関係じゃないかと。なので、この無印良品とのコラボは今後も力を入れていく気がします。


イケアとURに住もう。
イケアのオリジナルキッチンが入っている部屋があるところがポイント。
イケアキッチン付住宅ならなんとイケアがインテリアコーディネートをアドバイスしてくれるそう!無料で!

イケアのオリジナルキッチンの例
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/

こちらは無印良品とのコラボよりもお金がかかってそうなので、家賃が比較的高い新しめの団地で導入されている感じです。
数もそんなに多くないためか大人気のようでいつ見ても空室は0。
そもそも表(ネット上)には絶対に出てこないと思うので専門の会社に依頼して空き待ちするなどしないと入居できないんじゃないかな〜。


無印良品やイケアとのコラボは全体的に見たらほんのわずかですが、普通のリノベーションしたお部屋はどんどん増えています。

※リノベーションしたお部屋はUR賃貸住宅のこちらから確認できます。
https://www.ur-net.go.jp/chintai/renovation/

ただ、お部屋の中はさておき、外観や設備がかなり厳しい団地が多々あるのでそういうところは今後どうするのかなーと思います。エレベーター無しの5階とかいくら中がきれいでもなかなか住みたい人はいないだろうし。
荒れ果てた団地になってしまうと治安の面でも不安だし、なんとか打開策を考えてほしいですね。


【面白い間取りの部屋】

東京都の小金井市にグリーンタウン小金井という団地があるのですが、そこの11号棟(だけ)がすごく設備が良く間取りも素敵という謎に満ちた建物となっております。他の棟は全く普通なのに、グリーンタウン小金井の住まいリポートのページでは11号棟の素敵な部屋の写真を使っているので、他の棟の部屋を内覧したら「え?全然違うよね??」ってなることうけあい。というか私がなりました。
(※UR賃貸住宅ってこの手のパターンがよくあって、探すとこうやって他の棟と内装や設備に差を付けてる棟がある団地があります。私はそういう棟を探すのが大好きなので、今までも武蔵野市①②、三鷹市①もそういう建物でした)

この11号棟の部屋ですが確か全部メゾネットだったと思います。
以下私が内覧した時に撮った写真です。

玄関を入ったら階段

壁や床もひと味違う!最近この太めのフローリングが増えてきました。

階段をあがるとリビングダイニングとキッチン

キッチンも引き出しタイプのシステムキッチンです。白を基調にしているのですごく明るいですね。

キッチンの天井 6メートルくらいの高さがありそう
天井までの大きな窓でめちゃくちゃ明るい!

このようにとっても素敵な部屋がある11号棟。こまめにチェックすると空きがたまに出るので住みたい場合は空き待ちしておくと良いと思います。私もタイミングが合えば住みたいところのひとつです。ちなみにこの部屋は90㎡くらいの2LDKで家賃は20万弱くらいだったかな。このくらいの家賃になると周囲で一戸建てを買ってしまった方が月々の出費が安かったりするので、環境が気に入ったら家を購入する人が多いのかもしれません。なので空きがポン!と出るんですね。


【設備がゴージャス!な部屋】

次に紹介するのは西東京市にあるプロムナード東伏見にあるお部屋。
ここも例によってこの部屋だけ謎に豪華となっております。
本当にどんな基準でこういうことになるのかよくわからないんですよね。

豪華仕様のキッチン!

対面式のオープンキッチンですよ、びっくり。
数々のお部屋を内覧してますが、対面式のオープンキッチンは今のところここでしかお目にかかってません。
キッチンのワークトップもステンレスではなく人造大理石だし分譲仕様と言ってもおかしくない立派なキッチンです。

扉タイプですがシンプルで高級感あり

ここはお風呂もとっても豪華でした。まずサイズが1620サイズじゃなかったかな。これだけの広さがあるとかなり優雅なバスタイムになりそうですね。

めちゃくちゃ広い!!

もちろん浴室乾燥付き。そしてURのユニットバスは通常ミラーや収納棚がついていないのですが、ここのユニットバスにはついてます。すごい。

ここの団地の他の部屋は全然普通の仕様で、この間取りの部屋だけがこのゴージャス仕様のようです。謎です。
このお部屋は89㎡で168,200円+管理費6,200円だったと思います。
西武新宿線の「東伏見」駅から徒歩9~13分とわりと駅からも近く、ここも団地内にカモがいたりする池があったりして環境も良いです。ただ、西武新宿線はいまいち使い勝手が悪いのと、古い建物と新しい建物が混在しているので注意が必要です。古いところはかなり古いので。


さてこのようにUR賃貸住宅には色々な種類の建物があり、またその建物内でも色々な種類の部屋があることがおわかりいただけたのではないかと思います。
なにしろ全国に約71万戸もあるので、私が知っているのはほんのごく一部なのですが、それでもこれだけ色々あるので奥が深いですね。

UR賃貸住宅ってこんなとこ〜シリーズもすっかり長くなってきましたが、次回からはいよいよUR賃貸住宅のメリットやデメリットについて書こうと思ってます!


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2023-02-21 | Posted in ブログNo Comments » 

 

UR賃貸住宅ってこんなとこ〜建物の種類編③

建物の種類編の3回目です。前々回は「超高層タワー群」、「コジャレ建物群」、「コンパクト群」を取り上げ、前回は「大規模開発団地群」として光が丘パークタウンを取り上げました。
今回は映画(平成狸合戦ぽんぽこ)の舞台にもなり全国的にも有名な多摩ニュータウンを取り上げてみます。


多摩ニュータウンは稲城市、多摩市、八王子市、町田市に計画・開発された日本最大規模のニュータウンです。開発主体は、都市再生機構(UR)、東京都、住宅供給公社(JKK)など多岐に渡り、分譲住宅と賃貸住宅があります。

UR賃貸住宅も稲城市、多摩市、八王子市にあり、(※町田市には多摩ニュータウンとしてのUR賃貸住宅はなし)八王子市だけで12個の団地があります。

多摩ニュータウン 松が谷 404戸
多摩ニュータウン シティハイツ南大沢 384戸
多摩ニュータウン ベルコリーヌ南大沢 385戸
多摩ニュータウン ライブ長池 コリナス長池 588戸
多摩ニュータウン ライブ長池 長池公園せせらぎ通り北 142戸
多摩ニュータウン 南大沢学園二番街 410戸
多摩ニュータウン ライブ長池 蓮生寺公園通り二番街 84戸
多摩ニュータウン ライブ長池 長池公園せせらぎ通り南  146戸
多摩ニュータウン 南大沢学園四番街 155戸
多摩ニュータウン 南大沢絹の道一番街 230戸
多摩ニュータウン グランピア南大沢 426戸
多摩ニュータウン ライブ長池 ビューコート別所 160戸

合計3,514戸!
ですが、今日の時点でUR賃貸住宅サイトでの募集は0!
八王子市にある多摩ニュータウンのUR賃貸住宅はどこも大人気なのです。

八王子市の多摩ニュータウンのUR賃貸住宅は京王相模原線の「南大沢」駅に集中しています。
駅周辺に6つの団地があり、更にJKK(公社)や都営住宅もたくさんあるので、四方八方団地だらけなのですが、どこもゆったりとした敷地な上に、公園などのオープンスペースも豊富。また、歩車分離が徹底しているため、美しい遊歩道を散歩気分で歩いて家に帰ることができます。

駅から続く遊歩道 多摩ニュータウンは歩車分離が徹底してます
大雪の日の遊歩道とベルコリーヌ南大沢(分譲棟)

南大沢にある様々な団地で1番規模が大きいのはベルコリーヌ南大沢です。
そのほとんどが分譲住宅であり、上の写真の建物のように全て南欧風のとても素敵な建物で、駅からは歩行者専用の遊歩道で直結しており、周辺一帯美しい景色が続きます。
実はこの分譲住宅には史上最悪の欠陥住宅という暗い過去があり、それは46棟丸ごと欠陥住宅、全919戸というスケール。1989年から1993年にかけて分譲されたのですが、その後20年かけて全部の棟が建て替えられました。なので遊歩道や公園などは経年劣化が目立つけれど建物は比較的新しいという不思議なことがおきています。

賃貸も少しだけあります。

多摩ニュータウン ベルコリーヌ南大沢
間取り1DK~4LDK+S/42㎡~108㎡ 家賃77,600円~148,500円

賃貸の建物は残念ながらそこまで良くはありません
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/
周辺環境が素敵すぎ
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/

賃貸住宅の方も1990年3月〜91年4月にかけて建てられた建物なので(こっちは欠陥住宅じゃなかったのでしょうか…)築後30年以上経過しており、外観はまだしも中は間取りも内装も設備もだいぶ古めかしくお世辞にも素敵!とはならないのですが、それもなんか味があると思う人も多いのか、いつでもめちゃくちゃ人気です。ごくたまにネット上に空室が現れますが速攻消えます。


次は多摩市です。
多摩市には15個のUR賃貸の団地があり約1万1000戸(!)が管理されています。
こちらは最初期の開発なので、1971年に入居が始まった永山団地など築50年を超えているため、部屋の間取りも昔の和室がメインな3Kなどが多いです。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/
THE団地!という建物
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/

よくニュースなどで「多摩ニュータウンの住民の高齢化問題」が取り上げられるのは多摩市の住宅で、実際UR賃貸住宅も永山団地のような団地ばかり。UR賃貸住宅は一時期の建て替えブームが去って、今はサスティナブルな団地再生ブームのようで、お部屋の中はリノベーションでなんとかしようとしています。

リノベされたお部屋の例
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/
キッチンはシステムキッチンじゃないタイプ
(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/

このようにお部屋の中はキレイにしてありますが、5階建てでエレベーター無しなどお世辞にも住みやすいとは言えず、駅からバス便など利便性も悪いとなると過疎化していく団地も増えていくのではないでしょうか。そもそも人口が減少しているので空き家問題はUR賃貸住宅だけではないですけどね。


次回は(まだ続くのか!)変わり種の団地やお部屋について紹介します〜。


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2023-02-13 | Posted in ブログNo Comments »