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UR賃貸住宅ってこんなとこ〜建物の種類編②
UR賃貸住宅と一言で言ってもそれはもう様々な種類の建物があります。
皆様の持つUR賃貸住宅のイメージはここで紹介するどれでしょうか?
前回は「超高層タワー群」、「コジャレ建物群」、「コンパクト群」を取り上げましたが、今回は「大規模開発団地群」について紹介してみます。
大規模開発団地群として最初に取り上げるのは練馬区にある「光が丘パークタウン」(光が丘団地)です。
一般的に光が丘団地と呼ばれている「光が丘パークタウン」は、総戸数12,000戸を擁するビッグタウンです。昭和58年(1983年)から入居が開始されたので築40年が経過している古い建物が多いのですが、米軍施設跡地を利用した広大な土地にしっかりと計画された街作りがされていて、未だにとても人気があります。
ここの団地は、UR賃貸住宅、旧公団時代の分譲住宅、JKK(公社)の賃貸住宅と分譲住宅、都営住宅が混在しています。これらは世の中にたくさんいる団地マニアには区別がつくかもしれませんが、普通の人は建物を見てもそれがUR賃貸住宅の建物なのか、JKK(公社)の建物なのか、はたまた都営住宅なのかなんてわからなくて、全部まとめて「団地」だなってなるのではないでしょうか。
さて、光が丘パークタウンにはUR賃貸住宅が6つありまして、
光が丘パークタウン 公園南 104戸
間取り3DK/61㎡~66㎡ 家賃134,900円~147,600円

光が丘パークタウン 大通り南 1,258戸
間取り1DK~3LDK/34㎡~89㎡ 家賃83,300円~190,100円

光が丘パークタウン いちょう通り八番街 409戸
間取り1DK~4DK/36㎡~71㎡ 家賃95,200円~202,700円

光が丘パークタウン四季の香弐番街 354戸
間取り1DK~4DK/44㎡~76㎡ 家賃111,600円~194,700円

光が丘パークタウンプロムナード十番街 624戸
間取り1LDK~4LDK/30㎡~89㎡ 家賃77,900円~217,000円

光が丘パークタウン大通り中央 793戸
間取り1LDK~4LDK/49㎡~98㎡ 家賃113,900円~234,000円

合計で3,542戸!!
こうしてみると同じ地域にあるUR賃貸住宅でも建物の造りがだいぶ異なりますね。
光が丘には小、中、高校が15校、駅直結の複合型ショッピングセンター、東京ドーム約13個分の敷地を持つ「光が丘公園」、最寄りの光が丘駅は都営地下鉄大江戸線の始発駅なので通勤も座って楽々と至れり尽くせり。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
とても便利で環境も良いのでそれ故に家賃もなかなかのもの。98㎡の4LDKが234,000円(管理費別途)ともなるとちょっと考えてしまう金額ではありますね。
また、おしゃれなカフェなどは皆無で外食もチェーン店ばかりスーパーもイオン系列と、良い言葉で言えば庶民的、悪く言うとダサいので、若者がこれから住みたいかと言うと微妙かもしれません。建物の老朽化と住民の高齢化という問題もありますし、どこの団地も悩ましいところですね。
さて、このあたりの建物にくるとだんだん皆さんのイメージしているUR賃貸住宅に近づいてきたのではないでしょうか。
次回は、東京都下(23区外)にある多摩ニュータウンについて。
私も現在多摩ニュータウン住まいなのですが本当に様々な建物がありますよ。
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UR賃貸住宅ってこんなとこ〜建物の種類編①
ヒバリ舎引越し遍歴でも書きましたが、今まで住んだ&今住んでいる5軒の内、4軒がUR賃貸住宅。そこで今回は民間賃貸との違いや誤解されてる点、メリットデメリットなどUR賃貸について詳しく書いてみようと思います!
(東京のUR賃貸しか知らないので東京限定です)

その前に、UR賃貸と一言で言っても色々な種類がありまして、
公団住宅と呼ばれた昭和30年代から平成初期に建てられた大都市近郊の大規模ニュータウン団地から、都心部の超高層タワー住宅に至るまで、北海道から九州まで全国で70万戸以上がUR賃貸住宅として管理されている。(ウィキペディアより)
このようにUR賃貸住宅は全国に70万戸以上もあり、建物によってだいぶ印象が違うため、まずはどんな種類の建物があるのかを事前知識として紹介します。
色々その①【超高層タワー群】
駅に直結していたりでその地域の代表的な建物になってたりするUR賃貸群です。え、あれもUR賃貸なの?ってなるようなのがゴロゴロあります。
少し紹介してみますと、
都営大江戸線「勝どき」駅 徒歩1分の勝どきビュータワー
家賃は1K43㎡が164,900円、3LDK82㎡が337,600円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
JR山手線ほか「恵比寿」駅 徒歩9分恵比寿ビュータワー
1K40㎡が149,400円、3LDK82㎡が359,400円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒」駅 徒歩2分の中目黒アトラスタワー
1K43㎡が226,300円、3LDK89㎡が411,200円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
JR山手線ほか「池袋」駅 徒歩10分のヴァンガードタワー
1K42㎡が148,400円、3LDK101㎡が344,400円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
自分がタワーマンションにあまり興味がないので写真のキャプションが適当すぎてすみません…。
都心ばかりではなく、23区外にもタワー型がありまして例えば
JR中央線ほか「西国分寺」駅 徒歩2分の西国分寺ライフタワー
1LDK43㎡が98,200円、3LDK85㎡が240,200円

京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅 徒歩3分の聖蹟桜ヶ丘ビュータワー
1LDK50㎡が119,000円、3LDK85㎡が241,200円

など。
(この2つなど間違い探しですか?みたいになってますね)
色々その②【コジャレ建物群】
次にご紹介するのは古い団地を建て替えしコジャレた団地に変身した物件や分譲用に立ててみたけど何らかの事情で賃貸になった物件、大学の跡地にできた物件など特徴のある建物群です。
(URは前身の公団住宅だった時代は分譲もたくさん手がけてました)
東京メトロ有楽町線「地下鉄赤塚」駅 徒歩3~4分のアーバンライフゆりの木通り東
1K38㎡が94,100円、3LDK116㎡が254,200円
アーバンライフゆりの木通りが分譲しようとしたけど賃貸になったパターンです。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
このように外観がかなり素敵だし、内装も良い木を使っているなどお金がかかっているのですが、1990年築と築後30年以上経過しているので設備面がだいぶ古くなってきているのがネック。そこをこれからどうするのかなーという感じです。
外観の可愛さは唯一無二なので良い感じに管理されていくといいな。
JR中央線「荻窪」駅 徒歩13分のシャレール荻窪
1K37㎡が120,100円、3LDK110㎡が278,700円です。
シャレール荻窪は昔からあった荻窪団地を立て直した新しい団地です。2011年築なのでまだ12年しか経ってません。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
「美しく」「見た目に楽しい」をコンセプトに、緑の環境の中に、都会的でシャープな建物・住宅、「和」を感じさせる庭園のような屋外、ユニークなサイン計画などが調和し、ここにしかない独特な景観を創出しています。(シャレールお荻窪住まいレポートより
ヒバリ舎のコンセプトかと思いましたね。
このように外観と環境は抜群に良いのですが、内装はそこまで凝って無くて割と普通。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
あと荻窪にはプロムナード荻窪という団地もありまして、こちらは2005年築。駅からはバス便ですが周辺環境が良く、そばのスーパーもクイーンズ伊勢丹というハイクラスなスーパーの物件もあります。お家賃は4LDK+S 108㎡の部屋が300,300円です。お家賃もハイクラスです。
この荻窪の団地はいつか住みたいな〜と思ってちょくちょくチェックしてたのですが、ごくたまにネット上に現れるので入居はそこまで難しくなさそうです。
東急田園都市線「三軒茶屋」駅 徒歩10~12分アクティ三軒茶屋
1K42㎡が135,200円、5R(ユーメイク)98㎡が286,300円です。
明治薬科大学の跡地に作られた団地です。いちから設計されているのでたくさんの緑の中に建物がゆったりと配置されています。

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
渋谷からほど近い便利な立地に、最新の設備にゆとりのある敷地、人気がないわけないですね。自称URマスターの私も、ここの物件が空いてるのをネット上で見たことがありません。でもここはファミリータイプの2LDK〜3LDKのお部屋が257戸もあるので、ネットで探すのは無理だけど、入居が絶望的というわけではありません。
色々その③【コンパクト群】
次は都会のわりと便利な立地にひっそりとたたずむ戸数が30以下の建物群です。これも結構たくさんありますが例えば、
東京メトロ丸ノ内線「中野新橋」駅徒歩5分のコンフォール中野新橋
1K~29㎡が99,400円、2LDK〜69㎡が198,700円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
東急田園都市線「駒沢大学」駅 徒歩11分のシティコート上馬
1DK+S50㎡が156,500円、2LDK76㎡が218,000円

(出展 UR賃貸住宅 https://www.ur-net.go.jp/chintai/)
このあたりの建物は入居希望者も多く、戸数も少ないですし、まず普通の方法では入居できません。裏技的な方法があると言えばあるので可能性はゼロではないけれどなかなか難しいかな。
さて、ここまででお気付きかと思いますが、これらは駅からそう遠くなく、便利な立地にあり、建物も新しくてキレイ、そして家賃もなかなかなもんですね。
中目黒アトラスタワーを例にすると89㎡の3LDKで家賃が411,200円となっております。まぁ中目黒徒歩2分ですしね。
次は大規模団地群にしようと思ったのですがかなり長くなってきたので続きはまた今度。
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ヒバリ舎引越し遍歴 〜多摩ニュータウンの家編
この記事は引越し遍歴の5軒目です。
4軒目の家はこちら。
やっと今の家です。高井戸→武蔵野市①→武蔵野市②→三鷹市→多摩ニュータウンとヒバリ舎が始まってから5軒目の家になりました。
引っ越しの理由は「娘の大学の近くに住むため」でした。
三鷹市の家からですとバス→私鉄→JR→バスと乗り継がないといけないので、乗り継ぎのタイミングによっては片道3時間くらいかかってしまうため、なかなか良かった三鷹市の家から泣く泣く1年半での引っ越しとなりました。
多摩ニュータウンの家(4LDK 110㎡くらい)
ここの家に決まるまで半年くらい家探しをしました。
条件としては、何よりも広さ重視。
夫がテレワークなので仕事部屋が欲しい
私の仕事部屋もいる
美大生の娘はキャンバスとか巨大な作品が多いので広い部屋がいる
更にギターだの手芸用品だのロードバイク(自転車)にキャンプ用品だのとモノがめちゃくちゃ多い!!
広さを妥協しちゃうと高井戸→武蔵野市の引越しの悪夢再びになっちゃいますし、ここは譲れませんでした。
なので最低でも3LDKで80㎡以上が条件となりました。
で、これがもう全然広い家がないのです。
(家賃が高いところならありますよ、35万とか!)
最初は大学の最寄り駅がある小田急線沿線で探していたので、探し始めた頃はのんきに世田谷区の梅ヶ丘あたりから神奈川方面に向かって一駅ずつ街を見ながら物件探しをしてました。
そのうち成城学園前に住みたいマンションを見つけて空かないかずっとチェックしてたのですが結局空かず…。新百合ヶ丘の辺りも大分探しました。急な坂を登ったり下りたりが辛かった…。玉川学園も同じ感じで登ったり下りたり。町田では契約一歩手前までいった一軒家もありましたが、内見の際に近隣の環境に不安に思うところがありやめました(隣人トラブルはもうこりごりなので)
本厚木くらいまでいったところでこれ以上離れると都内に出るのが大変だなと思い、京王線に変更しました。
あと、今回UR賃貸をやめて民間の賃貸にしようと思って探したのですが、広い家は2〜3年の定期借家(転勤留守宅とか)が多く、最低でも4年暮らせないと困るため定期借家はパス。すると途端に物件数が少なくなります。そしてあった!と思ってもすぐに無くなってしまうのです。1月〜3月の物件の動きの速さマジすごいです。みなさん内見もしないで決めちゃうんですね…
見つからなすぎて、だんだん疲れてきて、大学からそんなに近くはないけど多摩ニュータウンなら広い部屋もあるし、物件数も豊富だからそのうち空くだろうと、ここならいいかって団地に不動産屋さんに条件を伝え「空いたら連絡下さい」ってしていったん探すのをやめたのが3月。その後、もう入学もしちゃった4月過ぎにやっと連絡がきて、多摩ニュータウンの某団地に引っ越しすることができたのでした。
そんなこんなで2022年のゴールデンウィークに今の家に引っ越して来ました。
とりあえずだいぶ広いです。3人家族で4LDKだし。
内見の時は「ひろーーい!」ってだいぶ舞い上がりました。
でも広さ以外はイマイチ。
今まで暮らしてきたUR団地と比べていちいちボロいんです。
床暖房も浴室乾燥もウォシュレットすらなく(自分でつけたけど)かろうじてキッチンがシステムキッチンだったのが良かったくらい。
入居前の掃除もなんだか適当で入居後泣きながら色々なところを掃除しました…
南西向きなのに陽当たりがあまりよくないところも嫌なところ。
このところ寒さがヤバくて、でも光熱費も爆上がりなので、せっかく独立した仕事部屋があるのにみんなでリビングに集まって仕事しててなんだかなーです。
このように設備や内装には不満が結構多いのですが、広い分、インテリアは楽しめるし、観葉植物も増やせるし、周囲の環境はすごくいいので、良いところ悪いところ半々くらいな感じです。



引越し遍歴はこれにていったん終了。
住んでいる家の5軒のうち4軒までもがURの団地です。
UR団地はUR団地間での引っ越し手続きが結局どこに住んでも大家さんがURなのは変わらないためものすごく楽というのも気軽に引っ越してる理由のひとつだと思います。
そんなわけで、次回はURの団地についていろいろと掘り下げてみようと思います!
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