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心と身体の健康のために食生活を整える

ある日のお昼ご飯

去年までとても仕事が忙しかったので、ここ数年食生活が乱れに乱れておりました。

元々私は料理をすることが好きなのですが、それも時間があればのこと。
仕事でクタクタになって家に帰り、帰ってから家でもまた仕事という日々では料理をする気が起きず、去年などは毎日のようにデリバリーに頼ったり帰りに駅のアトレでお惣菜やお弁当を買って帰ったり、お昼もパソコンの前で惣菜パンやカップ麺などを食べるということの繰り返しになっていました。ストレスから間食も増え、ファストフードに市販のお菓子類、甘い菓子パンなども食べまくっていました。

そんな生活を続けていたので、体重は2018年に4キロ、2019年に6キロ増加しました。もともと痩せていなかったのに更に10キロも太ったので身体はパンパン。怠くて、汗ばかりかいて、頭が毎日痛い日々。
そしてとうとう去年の11月、首が右にも左にも動かなくなり、その後、後頭神経痛というかなりの激痛に襲われる神経痛になりました。
あまりの痛さに「このまま死んでしまうのではないか」という恐怖にかられた私は、そこで本当に心の底から反省しました。私は内臓関係がすごく丈夫なようで、とんでもなく太っていても、身体のあちこちが痛くても、人間ドックでは何も問題なし。なので「別に健康だし〜」と高を括っていたんですね。毎年年初に「健康第一」と目標を立てるくせに、全く健康的な暮らしをしないでいた私。そんなことしてたからバチが当たったんだ!って後頭神経痛の痛みに苦しんでいた時は本気でそう思いました。私は痛い思いをしないとわからない大バカものなのです。

そうして猛反省した私は、2020年は仕事をセーブし「身体の調子を整える」ことを何よりも最優先することにし、前回書いた運動もそうですが、食生活も根本から改めることにしました。
私はこの日から始める!というのがないとズルズル先延ばしにするタイプなので、開始日を設定し、1月10日から食生活改善プロジェクトを開始しました。

さて食生活の改善を始め、3ヶ月が過ぎましたので、ここでいったんまとめてみようと思います。

今は下記のような食生活をしています。

1. お惣菜と外食を極力減らし、デリバリーはゼロ
2. 「まごわやさしい」食材を使う
3. 緑黄色野菜をたくさん食べる
4. ご飯は白米ではなく玄米、または雑穀米にする
5. パンやお菓子は極力自分で作る
6. 水分をたくさんとる(1日2リットルくらい)
7. ジュースは飲まない(野菜ジュースなど一見身体に良さそうなもの)

8. 朝食は食べない(16時間断食)
9. 麺類は極力食べない、食べるなら蕎麦にする
10.食品添加物を取らずに自然なものを食べる

このような食生活をして身体はどうなったかと言うと、あんなに毎日のように苦しんでいた頭痛や、首の痛み、肩や腰の痛みが全くと言ってよいほど起こらなくなりました。家でできるストレッチや運動をしていることも体調が改善された理由として大きいかと思いますが、個人的には「食べているものが身体を作っている」ということを実感しています。本当に本当に調子がいいのです。身体から悪いものがどんどんデトックスされてきてるなーと感じています。

そして、まぁもともとすごく太っているので、そりゃそうでしょうって話なのですが、1月10日から3ヶ月後の4月10日までに体重は9キロ減りました。1番太っていた去年の11月(ちょうど暮らし愉しむフェスタの時)からすると11kg減っています。
体脂肪率が下がり筋肉量は増えているので、健康的に痩せているのだと思います。

私は健康になりたかっただけで、痩せようと思ってカロリーを極端に減らしたり、糖質制限をしたりはしていません。上記の中では8だけダイエットっぽいですが、私は朝食を食べたいと思わないので全く苦痛ではないのです。むしろ今までは「朝食を食べないと力が出ない」とか「3食食べるのが健康的な食生活」といった巷で言われていることを頑なに信じて、食べたくないのに無理やり食べていたので、食べなくていいのは好都合でした。だいたい、食べていた朝食の内容は「おにぎり」とか「パン」など手っ取り早く食事が済む炭水化物のみ。全く健康的ではありませんでした。

ではなぜ朝食を食べないようにしたかと言うと、こちらの本を読んですごく納得したからです。

内臓脂肪がストンと落ちる食事術

この本はもともとは夫のトトロのようなお腹をなんとかしようと思って買った本なのですが(私の脂肪は内臓脂肪ではなく皮下脂肪なので)この本は半日断食を推奨している本で、それにすごく納得したので朝食を食べないようにしたのでした。結果、とても調子良し!です。皆さんの中にも「朝はあんまり食欲がないな…」と感じている人がいたら、朝食は食べなくていいです。なぜか朝食を食べない人間はダメ人間的な風潮があり、私も長年「食べなきゃダメだ!」という強迫観念にずっと縛られてましたが、全く食べなくて平気でした。でもこれも食べた方が調子が良いのであれば食べた方が良いし、ようは自分の身体の声をよく聞いて判断するのが良いのですね。

あと、1番私の食生活改善に役立った本はこちらです。

味覚を変えればやせられる

食生活の改善を始めて一ヶ月半経った頃に読んだ本で、これもタイトルだけ見たらダイエット本なのですが、これを単なるダイエット本にしたらもったいないです。この本はどういう食生活をしたら身体に良いのかが大変わかりやすく、かつ具体的に書かれているので、痩せる必要がない人にも読んでもらいたい。私はこの本を読んで調味料の原材料にかなり気を配るようになりました。それまでも自分ではこだわっているつもりだったのですが、実はそうでもなかったということが判明したのです。

奇しくも二冊とも痩せる系の本になってしまいましたが、私の主目的は痩せることではなく健康になること。「健康的な食生活をしていれば自然に痩せる」ということが実証された形になりました。なので、手っ取り早く痩せたいから糖質制限するぞ!みたいな人は読んでも役に立たないと思います。

少し話はずれまずが、痩せるために極端な糖質制限を課し、毎日セブンイレブンのサラダチキンとローソンのロカボスイーツとiHerbで買ったプロテインを飲むなどの食生活をし、それでたとえ痩せたとしても「一生その食事内容で生きていくんですか?」って思うんですよね。私はそんなのまっぴらごめんだし、ちゃんとした美味しいものをお腹いっぱい食べて健康的に生きていきたい。
一生続けられる健康的な食生活をしたいのです。
そのための食生活の改善であり単に痩せさえすればいいわけではないのです。
コロナ禍の今、不健康な方法で痩せたら命を落としかねないし。

最後にもう一冊紹介。
こちらの本も「味覚を戻す」ための本で、調味料の見直し必須のレシピ本です。
砂糖も不使用なので、甘いスイーツもたくさん作る私には難しいのですが色々と参考になることが多く、写真もキレイなのでおすすめです。
この本を読んで薬膳の勉強がしたいな〜と思い、現在少しずつ勉強中。
料理は本当に奥が深いですね。

リンネル特別編集 心と体が強くなる! 食薬ごはん (TJMOOK)

ヒバリ舎はお部屋の中を整えることを仕事にしてきましたが、いくらお部屋の中が整っていてキレイでも心と身体が不健康では、それは全然美しいことではありませんでした。
効率を考えて、ミニマムなシステムを作り、料理が簡単にできる環境を整えても、料理を作る時間がなくレトルトのご飯を食べるのでは本末転倒だったと思います。

今、世界中がコロナ禍で新しい価値観への変換が求められていると感じています。
いつか収束はするだろうけど、収束した先の世界は全く新しい世界になり元の世界には戻らないのではないか。
私も新しい私になるべく、去年までの悪かった部分をどんどん無くしたい。
そのためには健康第一。免疫力を高めることで新型コロナに負けない身体を作っていきたいです。

しばらく食に関する話が続きます。
次回以降はもう少し具体的な食事内容について。
お役に立てたら幸いです。

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2020-04-18 | Posted in ブログNo Comments » 
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