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ル・クルーゼから柳宗理のステンレス鍋へ

ル・クルーゼの鍋を買ったばかりの頃。かれこれ20年くらい前になるのでしょうか。我が家に泊まりに来ていた母から「こんな重たい鍋、やだわ〜」と言われ「料理がすっごく美味しくなるすごい鍋なんだよっ!!」ってムキになって言い返したことがありました。


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ル・クルーゼは特に煮込み料理が得意で、煮崩れしないのに中が柔らかくなるので、最初にル・クルーゼで肉じゃがを作った時は「じゃがいもの形がちゃんと残ってるのに柔らかい!!」と、それはそれは感動したものでした。自分の料理の腕が急にあがったように感じて、もう一生ル・クルーゼを使うんだろうな〜って思っていました。

<白のココットロンド 22cm>

ところがここ何年かで、あの時の母の気持ちがわかるようになってきたのです。まさに重たくて嫌だって思っている私がいるのです。

私が使っている22cmのココットロンドの重量は3.5kg、27cnのオーバルの重量は4.2kg、片手鍋ですら2.2kgあります。やはりどうひいき目に考えても重い、ずっしり重い。しかもこれは空の時の重さです。ここにオーバルなら水2リットルとか入ってしまうわけで、そしたら合計6キロ超えですから。

これが若くて元気な頃なら料理が美味しくできることに加えて「見た目の可愛さ」というテンションがあがる要素もあるため、重たいという欠点より利点が勝っていたのですが、五十路も近づくとこの重さがズシッと文字通り響いてきてしまい、だんだん使うのが億劫になってきたのです。手首も痛いし、腰も痛いし、筋力も低下してきているので持ちきれずにうっかり足の上にでも落としたりしたら…考えただけで恐ろしい!!!

<モスグリーンのオーバル27cm、チェリーレッドの片手鍋18cm、柳宗理の鍋>

最初に毎日使う鍋から脱落したのはチェリーレッドの片手鍋でした。
これで毎日スープやお味噌汁を作っていたのに、柳宗理のステンレスの片手鍋が3年くらい前にその座を奪っていきました。柳宗理の鍋がまたすごく使いやすいのです。スープ類だったらもうこれで問題ありません。しかも見た目もシンプルでなかなか素敵なのです。

そしてついに今年モスグリーンのオーバルとホワイトのココットロンドが脱落しました。今年頂いたお肉のカタログギフトの中に「黒豚ブロック+柳宗理の鍋」というギフトがあったのです。ルクルーゼの重さにくたびれていた私は、迷わずこれをチョイス。ほどなくして鍋は黒豚ブロックと共に届きました。そして豚の角煮を作ってみたところ…すごく美味しい!!何も問題なく、普通に美味しかったのです。

さてステンレス鍋を1度使ったが最後、その軽さが楽で楽で、しかも3層の鍋はなかなか優秀で煮物も美味しくできるため、もう使うのに気力と体力が必要なルクルーゼは使わなくなってしまいました。悲しいけれど寄る年波には勝てないということですね。

片手鍋は今後もジャムやコンフィチュールを作るのにはかかせないので使うと思うけど、ココットロンドとオーバルはもう多分殆ど使うことはないと思います。でも、私にとってこの鍋は色々な思い出をたーーーっぷり含んでいる思い出の品。当然捨てたりはしません。もしかしたら娘が使うかもしれないし、大切に保管しておこうと思います。

さて、ル・クルーゼですが、かなり重くて大変扱いにくい鍋だけど料理は間違いなく美味しくできるし、なんと言っても可愛い!ルクがコンロの上にあるだけで、気分がかなりあがります。だから重いのもなんのその!若いうちならなんの問題もなく使えます。なので、20代の方が「重そうだからな〜」って迷っているのでしたら20年くらいは余裕で大丈夫!なのでおすすめしますよ。20年も使える鍋ってそうそうないしね。



ルクルーゼ ソースパン ホーロー 鍋 IH 対応 18cm チェリーレッド 2507-18-06

3人分のスープやちょっとした煮物を作るのにちょうど良い大きさ。ジャムやコンフィチュールにもばっちりです。


柳宗理 ステンレス・アルミ3層鋼 片手鍋 18cm つや消し 日本製

とても軽いので扱いやすい。毎日のお味噌汁はこれでばっちり!


柳宗理 ステンレス・アルミ3層鋼 浅型両手鍋 22cm つや消し 日本製
火加減を考えないと煮崩れしちゃうけど、でもなかなか良い感じに煮込む料理ができます。IHにも対応。


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フルカラー、写真満載でわかりやすいと評判です。

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