お片づけコラム
おもちゃの収納は○○収納が基本です
小さなお子様のおもちゃ、どういう風に収納していますか?
いつでも床に出しっぱなしになっている場合、おもちゃの量もそうですが、実は収納方法に問題がある場合が多いのです。
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ここで少し思い浮かべてほしいのですが、子どもの遊び場(児童館など)や、保育園、幼稚園ではおもちゃはどのように収納されているでしょうか?
そうです、棚にきちんと並んで入っていますよね。そして棚にはおもちゃを表すラベルがついていることも多く、子どもが視覚的に片づけ場所がすぐにわかる工夫がされています。何がどこに置いてあるかが一目瞭然なので、子どもがすぐにやりたかった遊びができますね。
さて、家庭でのおもちゃ収納はどうでしょうか?よくあるのが大きなカゴにドサッと収納する方法。これはポンポン入れるだけで一見すぐに片付く方法のように思えますが、子どもからしたら欲しいおもちゃがすぐに見つからないので、結局カゴをひっくり返して全部出す、となりがち。全部出すと片づける時に遊んでいなかったおもちゃも片づけなければいけないので、それって無駄な労力ですよね。また、この方法は収納されている時におもちゃが乱雑に重なりあうので痛んだり壊れたりも頻繁におこります。
棚収納のメリットをまとめると下記のような感じ。
①目的のおもちゃを見つけやすい
②掃除が容易
③重なり合ったりしないのでおもちゃが痛まない
④飾るように美しく収納することも可能。
娘が3歳の頃の娘の部屋です。かれこれ11年も前になるんですね、早いなぁ〜。
遊んでいる最中なのでぬいぐるみが散らかっていたりしてますが、棚収納なので何のおもちゃがどこにあるのかすぐわかりますよね。ちなみにこちらの棚は私が作りました。かなりしっかりした作りの棚なので、今でも本棚として我が家で使われています。子どもの家具だからと言って安価なこども家具を買ってしまうと、壊れてしまったり、デザインが幼すぎて大きくなると恥ずかしかったりで、長く使うことができません。しっかりとした素材で大人になっても使えるようなデザインの棚を選んだ方が、後々まで長く使えるので長い目で見ると結局お得な気がします。
可愛いのでもう1枚載せちゃう(親バカですみません…)
この頃はもちろん整理収納アドバイザーとしての仕事はしておりませんでしたが、ちゃんと棚収納してて偉いな〜、と自画自賛(笑)でも今ならもう少し減らすかな。
ヒバリ舎のクライアント様にもおもちゃ収納は棚が基本です!と色々な棚をすすめてますが、お値段お手頃なのは無印良品のユニットシェルフ、あとはunicoやMOMO naturalをよく入れてます。参考まで。
余談ですがこの写真の頃、子どものおもちゃ、特にヨーロッパの良質な木のおもちゃにはまっておりまして、自分の家にあるおもちゃ紹介ブログを運営してました。かなり気合いを入れてレビューしていたし、ヨーロッパの木のおもちゃは不変なので今でも参考にされてるみたい。嬉しいものですね。
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どういう部屋にしたいですか?
毎月たくさんの方から片づけについてのご相談を受けるのですが、私が大事にしているのは「最終的にどういう部屋にしたいのか」ということをイメージしてもらうこと。
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例えば「いつでも人を呼べるような部屋にしたい」が最終的な目的だとします。
まず考えて欲しいことは、「何故今は人を呼べる部屋ではないのか」です。
<例>
①洗い終わった洗濯物がいつも床やソファーに転がっているから
②ダイニングテーブルの上が書類や手紙、チラシなどの紙類や、食べたモノ、などで半分くらい埋まってるから
③子どものおもちゃが床に散乱しているから
これだと、なかなか人を呼んでおもてなしする気にはなりませんよね。
さて、問題点が明確になったことで、もっと掘り下げていきます。
方法としてはこんな感じ。
Q. なぜ、床やソファーに転がっているの?
A. 畳むのもしまうのも面倒臭いから。
ここまでくると「めんどくさくない方法を考えてみよう!」と目標が決まります。
畳むのが面倒なのであれば、ハンガー収納にしてしまえば一気に解決します。
でもハンガーをかけるスペースが取れる家ばかりではないですよね。
実は畳むのが面倒なのは、しまう収納場所の中、例えば引き出しの中がパンパンに入っていてキッチリ畳んで頑張って詰めないといけないからかもしれません。その場合は、引き出しの中のモノの量を調整してスペースに対して8割以下にまですると、ふわっと畳むだけで収納場所に入るので、それほど億劫でなくなったりします。
または「A.しまう場所がないから」なんて場合もあります。
タンスの中は「もう着ていない服」が畳んで収納されていて、いつも着ている服の定位置はソファーの上だったり、床だったり。案外ある話なのです。
目的は「いつでも人を呼べるような部屋にしたい」なので、抽象的ですよね。
でもこれを叶えるために決めていく目標は具体的なものにしていきます。
何故?で彫り上げていくと問題点が明確になるので、「着ていない服を手放す」といった風に目標が立てられるわけです。
そしてこの目標には必ず「いつまで」が入っているようにします。
「今週の土曜日までに着ていない服を選ぶ。日曜日にリサイクルに出す。」こんな感じ。
「人を呼んでおもてなししたいな〜」と漠然と思っているのなら、それを実現するためにどうしたらいいか、書き出してみて下さいね。
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趣味の道具の管理の仕方
手芸などモノ作り系の趣味がある方の場合、素材や道具が家の中にたくさんあって、それらが上手く管理されておらず家の中のあちこちにあって片付かなくなっていたりします。
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素材などは少しずつ増えていくので、小さい入れ物を買っていったん収納されるのですが、それが満杯になるとまた小さい入れ物を買ってを繰り返し、気付いた時には形も大きさもバラバラな小さい入れ物だらけ!こうなってしまうと何がどこにあるのかわからなくなったり、出したり入れたりが面倒だったりと、管理がとても大変になってしまうので、楽しいはずの趣味がスッカリ億劫なことになってしまっていたりします。思い当たる人は、適切な収納ケースを買い揃えてきちんと管理していくことを考えてみると良いでしょう。
やり方ですが、まずすることはモノの量のチェックです。何がどれだけあるのか自分自身も既にわからなくなっていたりしますから広い場所で全てを出して、種類で分けていきます。手芸を例にすると、①布②糸③毛糸④編み棒⑤ビーズといった具合に分けていきます。分け終わったら、その中にもうこれは使わないな〜と思うモノがあれば処分。悩むモノは保留ボックスを作っていったんそこに入れます。最終的にいるものだけになったら総量から収納ケースの大きさを算出して、ケースを買います。ケースには8割収納で入れることを忘れずに。また、予備のスペースとして空きケースを予め用意しておきます。
手芸用品の収納ケースは無印良品のポリプロプレンシリーズが安価で手に入れやすく、モジュールも統一されていて組み合わせが容易なのでオススメです。引き出し毎にグルーピングしておけば、作業の時は引き出しを取り出してデスクに持ってくれば良いので出すのもしまうのも楽になります。
散らかるのはモノが多いからではなく、管理ができていないから。管理がきちんとされていれば、モノがたくさんあっても散らからないしストレスは感じません。モノの量を極限まで減らし、モノに縛られない生き方は潔くて素敵ですが、たくさんの趣味を持ち、たくさんのモノを適切に管理して行くパワフルな生き方も私はすごく素敵だと思います。
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